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踊りつつあることは、踊ることをやめるよりも、こわくてこころぼそいことなのかもしれない。
「僕の叔父さんは、元バレエダンサー。無職で独身、四十歳。ぶらぶらしていてよくわからないいきものだ。白くて細長い身体は、なんだかいいにおいがする。踊りは止まってしまったから、おれはゆっくりゆっくり死につつあるのだと、意味不明のことを言う。最近バレエ教室のお手伝いを始めたらしい。大人のくせに、夜中にこわい夢をみては泣き出してしまう弱虫で、僕は叔父さんがかわいそうでかわいいと思うから、あーあ、またしてもちんこに血があつまってしまった!」
13歳の僕と、40歳の叔父さん。夏休みに勢いでセックスしてしまったけど、それからとくに連絡はとっておらず、なにごともなかったような日々。このままノーカウントになるのか? 悶々としていた甥のところに、ある日ひょっこり叔父が訪ねてきて……。
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わりとはっきりした性描写を含みます。R18
「水ギョーザとの交接」と同一の世界観・人物ですが、単独でお読みいただけます。本編の結末とはあまり関係なく、つまるところ、おねしょたよしよしおせっくすが書きたかった(わたしの言うおねえさんは性別年齢は問わないものとします)。
試し読みはこちら、冒頭とちょっと性描写のあるところ。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7915447
1万5000字くらいです。