アメジストの境地【ライトノベル】

• 嬉野-41 (ライトノベル)
• あめじすとのきょうち
• 藤見暁良・奏多・広竹みぃ・ZENZO
• 書籍|A5
• 84ページ
• 500円
• https://mg-company.net/
• 2018/2/11(日)発行
• ネット小説、書籍で活躍中の作家陣による作品集！
  恋愛、謎解き、ファンタジー
  個性が詰まった一冊です！
  
  『空の深さ』広竹みぃ
  　田園風景なんて素敵な表現では隠しきれないくらい。家の前はだだっ広い田んぼ、周りを見ても田んぼ。稲作が終わった時期に布団なんて干そうもんなら、田焼きの煙で洗濯物共々燻製にされる。そんな田舎の市に住んでいます。
  
  『ダメンズ・ホリック』ＺＥＮＺＯ
  　思えば小学生の頃から『カッコいい子』より『ちょっとダメな子』が好きだった。初彼からして遅刻常習犯でサボり魔だったし、歴代の彼氏も『趣味が悪い』と親友のサオリにいつも言われていた。
  　だけど『完璧な男』なんて居るわけ無いし、居てもそんな男つまらないじゃない？　　
  
  『ボーパルバニー』奏多
  　まあ、私はゲームの傍観者であり、あなたを導くものですから。
  　本当は最初から、私はあなたに、ハンデとしてヒントを伝えたかったんです。
  　なにせあなたが相手にするのは、凶悪な存在ですから。　
  
  『アカツキ商店街万屋事件録』藤見暁良
  　『大人しくしないとキスする』
  　世にも恐ろしい呪いの言葉！　脳裏に過った途端、全身に悪寒が走り抜ける。私が一人で逃げ出そうものならば、万木さんは容赦なく私に『キス』をしてくるのだ。