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【評論】【エッセイ・随筆】アナーキー・イン・ザ・寂聴 〜『余白の春 金子文子』を読む〜

  • 草津-08 (評論)
  • あなーきーいんざじゃくちょう よはくのはる かねこふみこをよむ
  • 〈ますく堂なまけもの叢書〉編集部
  • 書籍|A5
  • 70ページ
  • 700円
  • https://note.com/ichizan
  • 現在は大阪に転居した「古書ますく堂」がまだ西池袋に潜伏していた2019年大晦日、「アナーキズム読書会」と銘打って開催された、瀬戸内寂聴『余白の春 金子文子』(岩波現代文庫)読書会を一冊の同人誌にいたしました。

    関東大震災直後の混乱の中で、天皇・皇太子暗殺を目論んだとして死刑判決を受けた女性革命家・金子文子の二十三年の生涯を詳細な調査と強靭な想像力とで描き切った『余白の春』。そんな一冊を肴に「今、なぜ、アナーキズムなのか?」「そもそもアナーキズムって何なのか?」とみんなで話しあった一冊です。
    ぶっちゃけ、結論は特に出なかったんですが(笑)歴史研究者や比較文学研究者、アナーキズム実践者(?)にも参加いただけたことで、なかなかに興味深い一冊になったと思います。

    栗原康『村に火をつけ、白痴になれ』、ブレイディみかこ『女たちのテロル』など、にわかに盛り上がっているアナーキズム関連書籍の出版。2020年は、瀬戸内寂聴『遠い声 管野須賀子』も刊行され「女性アナーキスト」三部作すべてが岩波現代文庫で読めるようになりました。
    そんな寂聴さんの小説家としての、伝記作家としての「うまさ」への道案内としてもご利用いただければ幸いです。

    なにもかもが行き詰っているこの地上に嫌気がさしている皆様。
    謎の概念「アナーキズム」の混沌の中に、しばし遊んでみませんか?

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