【現代】【恋愛】少年と悪い魔女 リンゴの章

• 熱海-08 (恋愛)
• しょうねんとわるいまじょ りんごのしょう
• さびき
• 書籍|新書判
• 356ページ
• 1,000円
• https://www.pixiv.net/novel/s…
• 2018/3/11(日)発行
• 現代を舞台に、様々な女性と少年の恋愛の形を描く短編集です。
  pixivに公開しているものに加筆修正、書き下ろしを加えたものとなっております。
  シリーズの上巻にあたりますが、単巻でもお楽しみ頂けます。
  在庫僅少です。
  
  
  ・淑女のマッチ非売品（書き下ろし）
  
  「悪い魔女は少年に呪いをかける」
  
  道に迷った女子大学生のくれはが辿り着いたのは、不思議な洋館。
  洋館にいたのは自らを「機械人形」と名乗る金髪の少年と、「悪霊」と呼ばれる黒髪の少年。
  「傷が癒えなければ出られない」「悪い魔女が傷を癒す為の」「慰めの館」─────
  何もかもが分からないまま流されて、くれはは二人の少年から語られる少年と悪い魔女の話に耳を傾ける。
  ※シリーズ通しての連載作品ですが、単巻でもお楽しみ頂けます。
  
  
  
  ・期間限定ネバーランド（加筆修正）※軽度の性表現あり
  
  「これからも、ずっと僕だけ見ていて下さい」
  
  亡き親友の子供である要少年を義務教育を終えるまで預かる事になった社会人の赤音。
  大事な人を亡くしたという共通点から次第に距離が近付くも、その内に家族愛とは別の感情が芽生えてしまう。
  気付かないふりをする赤音に対し、積極的に己の想いを伝える要。
  だって、認めてしまえばこの楽園は崩壊してしまうから。
  
  大人っぽい少年と、大人になれないおねえさんの薄暗い話。
  ※単巻作品『期間限定ネバーランド』と同じ内容です
  
  
  
  ・果たしてかぐやは姫なのか（加筆修正）
  
  とうとうおれは心まで、醜くかわいい恋する乙女に成り下がってしまっていたのだ。
  
  女装姿でよく屋敷を脱走する良家の少年・姫宮香月は、その姿を同じ学園のイケメン先輩女子・中御門光希に見られてしまう。
  「かわいいものが好き」な光希に目をつけられ、より完璧な女装を目指す事になった香月は、嫌々ながらも次第に光希に惹かれていって─────
  しかし、誰から見ても完璧な存在の光希にも影があった。
  
  イケメンおねえさんと女装男子少年の明るめズッコケ青春話。
  
  
  
  ・青い鳥に捧ぐ（期間限定ネバーランド・果たしてかぐやは姫なのか小話集／一部書き下ろし）
  
  
  
  ・狼の腹の中(加筆修正）※軽度の性表現あり
  
  「……もう、奏以外見えないの……」
  
  弟の「奏」と喧嘩をした様子の優しいおねえさん・葵に出会った瑞季少年は、優しい姉のいる「奏」くんを羨ましがって、葵が盲目なのを良い事に、自らを「奏」と偽り彼女達の別荘について行く事にしました。
  葵は優しいけれど、時々様子がおかしくなります。
  そこから徐々に露見していく、姉弟の異様な関係性。
  しかし瑞季はそれでも、葵おねえさんとの穏やかな非日常を手放したくありませんでした。
  
  盲目のおねえさんとその弟　になりすました少年の救いのない話