――彼は、リースが狂熱の炎を忘れぬための生傷でなくてはならない。思い返すたびにじくじくと膿む傷であり、同じ深淵に苛まれ、同じ空虚を抱いて嘔吐く、鏡写しの存在でなければならなかった。聖剣伝説3 Trials of Mana、ホークアイとリースを愛でる本その2。
カップリング前提ですが、甘さはやや控えめ。デュランの出番も多いです。うっすらデュラアン、ケヴィシャル要素もあり。収録作は基本的にパラレルと考えてください。
ヒーローズオブマナ未プレイ、想像補完という名のうっすら捏造、本編(公式)への怒りと凹みなど、拗らせ要素を含みます。
【収録作】
・
誅罰、あるいは茨の抱擁(pixiv改稿再録/極微糖)
・
あなたの国に降る雪は(pixiv改稿再録/ほの甘)
・
蜃気楼のくに、果ての砂の城(pixiv改稿再録/やや甘)
・水底の天
(書き下ろし/美獣が聖域で果てた後も旅を続けるリースのお話/恋人未満)
・真珠の星と帆掛け船
(書き下ろし/ED後何でもあり設定/初めてのお泊まりデート/らぶいちゃちゅっちゅ/性描写あり)
※書き下ろし分サンプル⇒
こちら
【扉絵】
ほがり 仰夜さんに「水底の天」のワンシーンを描いて頂きました。幻想的な砂漠の夜の光景です。
※収録作のうち、ED後のエピソード「真珠の星と帆掛け船」は、前作『ネヴァーランズ・ロスト』収録の「マルデルのなみだ輝くとき」の設定(英雄王が相互協力会議を開催した、ホークアイがナバールの特使として世界中を旅している、など)を流用しています。何でもありということでご容赦ください。
※「ネヴァーランズ・ロスト」に比べ、がっつりめにいたしているので、18歳未満の方の購入はご遠慮ください。