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【ミステリ・推理・ハードボイルド】絡繰魔人

  • 伊香保-04 (その他)
  • からくりまじん
  • 原浩二
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 120ページ
  • 700円
  • 2019/2/20(水)発行
  • 絡繰魔人

    紹介】三部作の第二巻目。性表現など過激なものは扱ってはいませんがテーマそのものが反社会的かも知れません。特にこれから刊行を予定しているアウトサイダー三部作は部外者やアウトローをテーマにしているところがあり、また作品によっては昭和初期を舞台にしているため、差別を隠さず表現したり当時の露骨な口調や文体をそのまま用いています。考え方にもよりますが人によっては若年齢層には教育的に相応しくないと捉えられることを予測することも御座いますが敢えて特に年齢制限を設けたりはしていません。

    特色】私の小説は舞台の台本やドラマや映画の脚本のつくりを私なりに意識して執筆しています。役者さんからみて演じてみたいと思わせるような主人公や登場人物を描くことを目的にもしています。また、ただ話を書くのではなく物語を1から10まで順に書いたりしておりません。台詞もありません。絡繰魔人は120P中セリフらしきものが僅か1Pほどあるだけです。

    あらすじ】昭和30年代初頭、父の訃報の知らせを受けた私立探偵である主人公は福岡県と熊本県の境にある小村を訪れていた。そこは黒木町という。
     国道から大いに外れ密閉された空間である過疎地と化したこの村には、常識では考えられないほどの行方不明者がみられていて、やがてこの村にまつわる暗い事件に巻き込まれてゆく。
      蝋面を被った謎の紳士、せむし姿の怪力の小男、私立探偵と弟子入りした少年探偵、東京から事件を追う若い新米刑事。戦後の混乱した社会事情の中で登場人物が入り乱れて繰り広げる物語であり、廃墟と化した西洋館、テキ屋や見世物小屋といった昭和の懐かしい風景、柳川藩主立花家の歴史や、戦後のGHQなど昭和を彷彿とさせる事情が入り乱れて繰り広げられる。

    紹介】一見探偵小説調のようですが、ドラマ的な読み物になっています。突拍子もなく話が飛んだり、突然関係無い話が割り込んだりいきなり核心に進んだりしていて読み易くはないと思います。非常にひねくれた映画を観るようだとイメージして頂けるといいかと思います。
     明治、大正、昭和初期の農村部をバックグラウンドに歴史的背景や市井の様相を解説しながら戦後間も無い混沌とした世相を舞台にして江戸川乱歩や横溝正史の本の中にある物語のような風貌を描いてます。

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