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【評論】【百合】【SF】平成の終わりに百合を読む 百合SFは吉屋信子の夢を見るか?

  • 定山渓-06 (評論)
  • へいせいのおわりにゆりをよむ ゆりえすえふはよしやのぶこのゆめをみるか
  • 〈ますく堂なまけもの叢書〉編集部
  • 書籍|A5
  • 90ページ
  • 1,000円
  • 2019/11/24(日)発行
  • ますく堂なまけもの叢書⑥「平成の終わりに百合を読む」の表紙はレザックの「雪」。きっかけが「SFマガジン百合特集」なのでその表紙色にあわせて赤系統にしようかと思ったのですが、結局、白に落ち着きました。本書は、ほぼまる一年間、百合というジャンルを考えてつくった本ということになります。吉屋信子『屋根裏の二處女』読書会は、「百合とは何か」「レズビアン文学との違いは?」といった大きな問いから「吉屋信子とは何者だったのか」に迫っていくような展開になりました。 対する「SFマガジン 百合特集」読書会は激しく、深く、重い内容でした。ジェンダーSFやフェミニズムSFとの歴史的分断やBLとの比較等に関する、特集への不満・批判もほぼノーカットで収録しています。 この読書会から今に至る半年ほど、僕は「男性であることの原罪」について考えざるを得ませんでした。 そうした諸々を踏まえて、「ハヤカワ文庫百合SFフェア」の全書目に取り組ませていただいた結果が拙作「百合SFは吉屋信子の夢を見るか?」です。 フェア作品はある程度、先の読書会で示された課題に対するアンサーとして機能していると感じました。そんな様子が伝わるレビューになっていれば幸いです。

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