月経の血

• A-05〜06 (純文学)
• げっけいのち
• 風合文吾
• 書籍|B6
• 96ページ
• 500円
• http://showjobungaku.blog.fc2…
• 主宰・風合の個人誌。
  『女性と革命』をテーマにしたヘヴィな一冊。
  冒頭の「朽縄忍法帖」と末尾の「エデンの少女」を除いた全編が繋がっているという趣向の一冊。
  「朽縄忍法帖」は山風リスペクトを入れつつコメディチックに仕上げた密度の高い短編でござる。
  「エデンの少女」は没ネタのリサイクル。とはいえ純文学としては面白い舞台を用意した一本。
  「美能玲という女性」から「戯曲・卵子の血税」まではどろどろのヘヴィメタルに染め上げた。
  特に月戯團（正式名称・月理学的戯詩歌楽團）周りは多彩なキャラクターが様々にイカれているのが見所。
  戯曲・卵子の血税の狂いっぷりは極まっているので要チェックだ！