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海に寄り道

  • お-01 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • うみによりみち
  • 海鳥優・ひじき・星野真奈美
  • 書籍|A5
  • 300円
  • 2013/04/28(日)発行
  • サークル誌第6弾

    一隻の客船を巡る短編アンソロジー。

    一パーセントの好日(海鳥 優)

     自分と他人が一パーセントだけつながっているところがあって、その他人とつながりのある人とがまた一パーセントつながっている。自分と目の前の他人、そのふたりだけなら百パーセントを分かり合うことはできないだろう。
      でも自分の知らない場所へも一パーセントのつながりは続いていって、それは世界中に広がっている。

    やもりめ(ひじき)

      「そういえばさー、藤澤は研修中、不思議なこととかなかった?」
     「不思議なことですか? いえ、特には」
      ちらりと首をこちらに向けたのは気のせいだっただろうか。上半身は人、下半身が魚といういわゆるな姿で人魚を認識できる者はさほど多くない。そこの男のような鈍い人間には、鱗の色が珍しい鯉のような魚として見えているだろう。女もはっきり捉えているわけではなさそうだが、何か感じたのかもしれない。
     「虎太朗先輩は」
     「やもりが」
     「はい?」
     「かまこやもりが手紙を書いてきた」

    寄り道を終えて(星野 真奈美) 

      なぜだろう。私は彼女に声をかけた。それはモノで溢れかえっている賑やかな街の中で、静まりかえった路地を、ふと覗いてしまう行為に似ているのかもしれなかった。まとっている何か違う空気に反応したのかもしれない。

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