【百合】水際の囁き 〈下〉

• 別府-13 (百合)
• みずぎわのささやき げ
• えいな
• 書籍|B6
• 138ページ
• 700円
• 2019/11/29(金)発行
• 
  シリアス＆サスペンス風味な長編百合小説。
  年の差百合要素が強めです。
   ※こちらはシリーズの下巻です。
  
    「私」は、目覚めるまでの記憶を失っていた。何も思い出せない「私」を親身に介抱する女、「貴和子」。彼女は「私」の恋人なのだと言う。
  「貴和子」が言うには、「私」こと雲村香夜は45歳。大手予備校の人気講師である香夜は、多忙ゆえか数年前に精神的な病を発症して以来、定期的に療養を取るようにしていた。香夜は今回も療養のために10歳年下で恋人でもある一条貴和子と一緒にこのコテージにやって来たのだそうだ。 階段を踏み外し、頭部に怪我を負った香夜は記憶を失うが、貴和子と過ごす中でこれまでの日々の断片が蘇り、やがて真実にたどり着く。
  「私」はただ、貴和さんが好き――……
  執着にも似た歪な愛、憎らしいあの女、悲しい別れ。 女たちの想いが交錯する中、「私」が本当の自分を取り戻す物語。
    
  pixvにサンプルあり(https://www.pixiv.net/artworks/74560728 ) BOOTHでも販売しています(https://kakadenka.booth.pm/items/1520445 )