【あらすじ】19世紀ドイツの美しい双子の兄弟、リヒトとルドルフは互いがいなければ成り立たないほど仲が良かった。ある日リヒトは深夜に目覚め、いつも隣に眠っているルドルフがいないことに気づく。ルドルフを探しに暗い屋敷を一人で歩いていると灯りが漏れている部屋に辿り着く。そこで目にしたのはワンピースを着た女装したルドルフの姿であった。
【作者からのコメント】マンガを描くのを諦めてしまった私が、シナリオの勉強をし直して、久しぶりに描いた復帰作のような作品です。美輪明宏さんの昔実際にあったLGBTの事件についてのお話がかなり衝撃で、頭の中から忘れられず、そこから発想が生まれてこの作品が出来上がりました。(内容はかなり違うのですが、モチーフにはしています)前頁アナログで執筆させて頂いたので、ぜひご覧いただければ幸いです。現代よりも昔の時代は、LGBTに対する差別が大きかったということを知り、その問題について自分なりに考えた想いを込めました。
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