「いろはうた」
色波に百経ど
塵塗るを
若世たれそ
頭寝ならむ
憂堰の置くや間
今日悟得て
朝来ゆ愛みし(目見し)
慧祕もせず
おぼえがき
とても畏れ多いことでしたが、もしか出来るかもと重複する歌を探しました。するとやっぱり出てくる歌があり、音がすでにできている歌なのでスルスルと出て来ました。複数の当て嵌め解釈が出来る様に初めから作られていたか、表裏で同じ意味合いの歌が隠れていました。作者も知らない発見が出来たか、きっとこれだけの歌を作れる方なので、この様な言葉遊びも織り込んでいたかもですね。
「いろはうた」
のるぬくみ 乗る温み
えかたきやはら 得がたき柔ら
そろほよす そろ頬寄す
さへつりもむゐ さへづりも無為
いとしけれ 愛しけれ
あわをめせ 粟を召せ
こゆなねおひて 越ゆ汝ね追ひて
うちにまふゑん 家に舞ふ円
しゆういちかつの 十一月の
へらんたにゐねと ベランダに違ねと
ひまわりみやるを 向日葵見やるを
てふよゑなされぬ 蝶よ絵な戯れぬ
あきおそくめはえ 秋遅く芽生え
せむけころもほす 背向け衣干す
「まわりうた(回文歌)」
さけしれは ゆきにもくせと のみくたく
みのとせくもに きゆはれしけさ
酒知れば雪に黙せと飲み砕く
身の歳雲に消ゆ晴れし今朝
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