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白砂微譚

  • I-20 (SF)
  • はくさびたん
  • 古月玲
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 42ページ
  • 300円
  • 2017/4/1(土)発行

  • ※こちらの本は手元の残部がなくなりましたので、テキレボでの頒布はありません※
    代行サービスのリスト抽出後のため、ひとまずページは残しています。。


    あらゆるものが白い砂になっていく世界
    その果ての浜辺で白い砂を観測している博士、の元に見習いとしてやって来た少年のお話。

    -----


     この世のあらゆるものは寿命が来ると白い砂になる。
     消えはしないけれど、その形を残すことはない。何であれ、命の後には白い砂としてしか残らない。白い砂はこの浜辺や海の底に積もり、元いた場所には何も残らない。
     ここは、世界の果てだ。


     白い砂に沁み込むような、白い砂に溶けるような、まるで音もなく流れる白い砂そのものみたいな声音で、博士は僕に白い砂とこの浜辺のことを教えてくれる。


    -----

    作品冒頭がこちらからご覧いただけます。
    (上記とは別の箇所です)


    ※冒頭にも記載の通り、こちらの本はテキレボでの頒布はありません。
      (架空ストアさんにはまだ在庫がございますのでよろしければご利用ください)




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