こちらのアイテムは2017/10/28(土)開催・第6回 Text-Revolutionsにて入手できます。
くわしくは第6回 Text-Revolutions公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

【ローファンタジー】【最終頒布】海に寄り道

  • E-05 (ファンタジー)
  • うみによりみち
  • 海鳥優・ひじき・星野真奈美
  • 書籍|A5
  • 80ページ
  • 300円
  • 2013/4/28(日)発行
  • 代行通販サイト直通:https://text-revolutions.com/staffdaikou/products/detail/711


    サークル誌第6弾

    一隻の客船を巡る短編アンソロジー。

    このテキレボEXをもって、通販・リアルイベント共に頒布を終了する作品です。

    気になっている方は、ぜひこの機会にお求めください。


    一パーセントの好日(海鳥 優)

     自分と他人が一パーセントだけつながっているところがあって、その他人とつながりのある人とがまた一パーセントつながっている。自分と目の前の他人、そのふたりだけなら百パーセントを分かり合うことはできないだろう。
      でも自分の知らない場所へも一パーセントのつながりは続いていって、それは世界中に広がっている。

    やもりめ(ひじき)

      「そういえばさー、藤澤は研修中、不思議なこととかなかった?」
     「不思議なことですか? いえ、特には」
      ちらりと首をこちらに向けたのは気のせいだっただろうか。上半身は人、下半身が魚といういわゆるな姿で人魚を認識できる者はさほど多くない。そこの男のような鈍い人間には、鱗の色が珍しい鯉のような魚として見えているだろう。女もはっきり捉えているわけではなさそうだが、何か感じたのかもしれない。
     「虎太朗先輩は」
     「やもりが」
     「はい?」
     「かまこやもりが手紙を書いてきた」

    寄り道を終えて(星野 真奈美) 

      なぜだろう。私は彼女に声をかけた。それはモノで溢れかえっている賑やかな街の中で、静まりかえった路地を、ふと覗いてしまう行為に似ているのかもしれなかった。まとっている何か違う空気に反応したのかもしれない。

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