こちらのアイテムは2016/3/21(月)開催・第3回 Text-Revolutionsにて入手できます。
くわしくは第3回 Text-Revolutions公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

【新刊】手向けの花は路地裏に

  • A-16 (ライトノベル)
  • たむけのはなはろじうらに
  • 蒸奇都市倶楽部(シワ)
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 384ページ
  • 1,000円
  • http://sakuhintoku.tumblr.com…
  • 2016/3/21(月)発行
  • 新刊第一弾!

    *企画「滅亡探訪」参加作品
    *事前企画「作品紹介アシスタント」登録作品

    〈蒸気都市〉帝都は世界随一の規模を誇る大都会だ。
    街は科学の恩恵に支えられ、人の暮らしには蒸気機関が欠かせない。
    だが、こうした大都会には往々にしてひずみが生じやすいものである。
    それはときに貧富の差の拡大という形で路上生活者を生む。
    それはときに非合法組織の隆盛という形で人々に牙をむく。

    愚連隊〈戎〉の下っ端の少年、早駆けはスリに失敗したすえに、憐みを投げかけられて十円金貨を恵まれる。一枚の硬貨は、少年を熱く暗い思い出へといざなう。
    少年を愚連隊に追いやった全てのはじまりへ。
    再燃する黒い男の恐怖。思い出にしみついた怯え。
    そして乞食同然の扱いを受けた憤り。
    それらを振り払おうとした早駆けは、度胸を示すために喧嘩を売る。
    こうした軽率が、帝都最悪の組織〈結社〉の尖兵を招いてしまうとは考えもしないままに……

       *

    〈戎〉を傘下に収める非合法組織、誠道会は、落ちぶれつつある自組織を盛り返すため、信越商会の軽井沢に商談を支援をあおぐ。しかし軽井沢のふとした思い付きから、誠道会ではやがて内部抗争が勃発することとなる。
    〈結社〉の幹部《機関卿》が動きはじめているとも知らずに。

       *

    人の数だけの思惑を乗せた歯車が不協和音をたてて回り、全てを容赦なく巻きこみ、自壊していく。否応なく引きずられていく早駆け。彼が行きつく先は果たして――。

    帝都で起こった『《正義の人》騒動』を描く長編、

    〈蒸気都市〉帝都 ~幻影の双貌編~

    手向けの花は路地裏に


    ◇作品概要

    スチームパンク“風”世界を旗印に活動しております蒸奇都市倶楽部の、
    1年4か月ぶりとなります新刊は長編となりました。
    愚連隊に属する早駆け少年を主軸に、様々な者の身勝手な思惑が絡み合い、
    もつれあい、やがて誰もが大きな事件に巻き込まれる。そんな作品です。

    本文は18行×40文字、12級。昭和の文庫をイメージした組版ですので、
    文字のサイズは最近の文庫のものよりも一回りか二回り小さくなります。
    「手向けの花は路地裏に」は文庫判384ページのボリュームでお送りします。
    頒価は1000円ですが、中身も厚さも高いとは思わせません。
    ぜひ一度お手に取ってみてください。
    ライトノベル枠での参加ということで挿絵もつけました。

    表紙・挿絵・カバーデザイン:へっぽこタルト

    「作品紹介アシスタント」特設ページに、
    本作作品に登場する人物や用語の紹介がございます。
    本文サンプルも掲載されていますので、作品入手の検討にご活用ください。
    「手向けの花は路地裏に」特設ページ

    ◇シリーズ「幻影の双貌編」について
    本作から一部の作品に「幻影の双貌(ソウボウ)編」とシリーズ名をつけます。
    「幻影の双貌編」は作中の敵役〈黄金の幻影の結社〉の最終目標とされる、
    〈混沌なる黄金〉および〈結社〉の暗躍に焦点をあてた作品群を指します。
    シリーズ概要、解説等の詳細は蒸奇都市倶楽部のブログ記事をご覧ください。
    「幻影の双貌編」(蒸奇都市倶楽部 電子広報)



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