20世紀初頭の上海租界で、青い目の少年が、青い柱の楼閣に住まう、鳥に嫁いだという娘に聞かされた「幻想譚」。
そんな記憶を語り聞かされた青年が、従妹の少女……世紀末を飛び越えてなお幻想譚を蒐集する、アメリア・ライザ・ダンスタブル嬢へと綴りました。
彼女から彼へ、かつての少年から青年へ、彼から彼女へ。
そうして語られた、これは20世紀における幻想の顛末です。
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「ダンスタブル嬢への幻想書簡」は、世紀末を超えてなお幻想譚を蒐集する少女へと送られた……という態の、創作同人誌です。
便箋を模した用紙に書簡体形式の短編を印刷し、「100年前に投函された手紙」をイメージして、封筒へ封入した形をとっています。
つまり「書籍」の形ではない、「手紙」の形の物語なのです。
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この「本」特殊な印刷方式で印刷をお願いしております。
特徴として、かすれのある印刷で、経年により多少インクが薄くなりやすいとのことです。
気にかかる方がいらっしゃいましたら、こちらをご覧ください。
この特徴を把握したうえで、装丁の一端として利用しております。
ご了承いただければ幸いです。
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