こちらのアイテムは2017/2/12(日)開催・第一回静岡文学マルシェにて入手できます。
くわしくは第一回静岡文学マルシェ公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

『報酬系の使徒たる彼女等』

  • い-04 (小説|ライトノベル)
  • ほうしゅうけいのしとたるかのじょら
  • 世津路 章
  • 書籍|B6
  • 168ページ
  • 1,000円
  • 2016/03/21(月)発行


  • ※※この作品はR-15です※※
    流血・残酷描写を含み、
    生理的嫌悪感を催す可能性がございます。


    +++++++++

    彼女等は常に君とともに在り続ける
    その脳膜の下 シナプスの交わる場で 絶えず報酬を喚起する電彩
    彼女等はただそのようにして在り続ける――


    【少女+キーアイテム+※※欲求】をコンセプトにお贈りする、
    不条理連作短編《報酬系》シリーズ総集編。

    消費したってしきれない、悪質極まる妄想譚。


    +++++++++


    既に同人誌発行をした
    『例えばC君が箱を出るに至る話』(頒布終了)、
    『その水に口をつけたW氏の顛末』、
    『あの絵と同棲するPさんの弁明』(ともに頒布継続中)に加え、
    新作『この人形と戯れるD女史の手記』、『どの林檎も掴めぬ少年Aの証言』、
    またプロローグ・エピローグにあたる『M先生の憂鬱なる回想』『拝啓、M先生』を
    一つにまとめて収録しました。

    癖が強い作品集ですので、迷われる場合
    別途頒布中の『その水に口をつけたW氏の顛末』もしくは『あの絵と同棲するPさんの弁明』で
    試読されることをお奨め致します。

    以下、収録作品(プロローグ・エピローグを除く)の簡易紹介です。


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    『例えばC君が箱を出るに至る話』

    C君が目覚めると人としてのC君は既になく、 物のとしてのC君だけがあり、
     それはもはや彼自身の物でなく、そう、“少女”の物だった――
    隷属せずにはいられない、僕らのための妄想譚。


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    『その水に口をつけたW氏の顛末』

    「だからあたしは水になるの。
    水になって、H2Oになって、その小さな小さな分子の、その一部になるの。
    あたしの存在は極限にまで希釈され、すべてのものにいきわたるの。
    あたしは誰のものでもあって、誰のものでもなくなるの」

    冴えない中年用務員・W氏は或る晩、プールに忍び込み水中で踊る少女と出逢う。
    その舞踏のうつくしさに圧倒されたW氏は彼女に懇願しその観客者たる資格を得る。
    それからふたりには奇妙な交流が芽生えるが――

    独占せずにはいられない、僕らのための妄想譚。


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    『あの絵と同棲するPさんの弁明』

    「あれはここではないどこかに繋がっているの。
    そこでわたしはようやく報われるの。
    生活は、すべてなかったことになり、安楽だけに包まれる――
    そんな、絵に描いたような世界に続いているの」
      
    会社員・Pさんはある時、付き合いから訪れた画廊で一枚の絵画を購入する。
    家族の団欒を描くその絵の中、少女は、ひとり動きだし、微笑み、Pさんに話しかけた。
    次第に彼は彼女と過ごす時間にのみ、この世の意味を見出すようになるが――

    逃避せずにはいられない、僕らのための妄想譚。


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    『この人形と戯れるD女史の手記』

    「〝わるもの〟が、わるいの――そんなのね、あったってむだなだけでしょう? 
    だからわたしが、こわしてあげるの。
    ばらばらにして、こなごなにして、ぐちゃぐちゃにして、もううごかないようにして、
    これいじょうむだがないようにしてあげるの」

    公務員・D女史は母の死をきっかけに、長らく離れていた実家に戻る。
    人形作家である母が彼女に遺したのは無数のパーツと、そして自律して動く少女人形だった。
    少女との無邪気な遊戯に耽るD女史は、自身に迫る不穏な影に気付き、ある決意をするが――

    破壊せずにはいられない、僕らのための妄想譚。


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    『どの林檎も掴めぬ少年Aの証言』

    「〝聖なる林檎〟を食べましょう。
    たくさん、たくさん、何もかも忘れるまで――そうして、私と貴方はひとつになる。
    そうすればもう何もこわいものなんて、ないのです。
    私は貴方のその身の内から、永遠にあなたを承認します」

    父の暴虐に怯えながら受験生として日々を過ごす少年Aは、
    ある日ふとしたきっかけで『セイクリッド・アップル』というゲームの“スペシャル・プレイヤー”に選ばれる。
    ゲーム内でパートナーである少女と共に過ごすうちに、その心身に異変が起こるようになるが――

    承認されずにいられない、僕らのための妄想譚。


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