【ハイファンタジー】二つ星を連ねて

• 箱根-34 (ハイファンタジー)
• ふたつほしをつらねて
• 青木白花
• 書籍|文庫判(A6)
• 221ページ
• 300円
• 2019/12/27(金)発行
• ２００１年～２０１９年ごろに書いた作品を集めた短編集。
  収録９作品すべて独立した異世界ファンタジーです。
  優しくも強くもなりきれない、少年少女と人外の物語。
  
  「歩く人」
  　……寓話／立派な人間の生き方とは。
  「水晶の鳥は誰のものか」
  　……古代和風／特別を夢見る少女の挫折物語。
  「宮廷魔術師が王国の窮地を救うこと」
  　……西欧風／題名そのままのドタバタコメディ。
  「静寂のイフ」
  　……西欧風／母の墓を探しに来た少女と墓守の少年の地下墓地ＦＴ。
  「海へ行こう」
  　……砂漠風／陰気な姉と陽気な弟の姉弟のひと夏の冒険。
  「賜幸者について」
  　……西欧風／《賜福者》とも《業魔の民》とも呼ばれた魔法の民の最後の生き残りによる証言。
  「Kindling!」
  　……西欧風／盗賊が襲われるコメディ
  「フーガには二つ星を連ねて」
  　……西欧風／魔に魅入られた少年と、彼につきまとう魔の追いかけっこ。
  「冬の定理」
  　……西欧風／この世は強者のためにある。虐げられ続けた少年の迷走の軌跡。
  　　　※DV被害者、加害者、それらに関係する方の閲覧は非推奨です。
  
  ※２０１９年の冬コミで発行したものの誤字脱字修正版。
  ※身体的な特徴を揶揄するなど、倫理観が古い部分があります。
  ※表現の都合上、注釈なく女性蔑視の表現が挟まれます。