彼女は灯台ではなく雨量観測塔だった。わたしは長いこと、彼女を灯台だと思っていた――。中学生の「わたし」は三浦半島の雨量観測塔に憧れている。白い体とレーダーのウインクに会いたくて、母の友人ドドと短い旅に出た。
レズビアンの女の子が物語る表題作ほか全8編、近くて遠くへ連れ出す短編集。
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2018~2019年のアンソロ寄稿作などをまとめた本です。わたしらしいところが出ているんではないかなあと思います。
収録作「インド水塔」:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10637650
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