いつもと変わらない日だとそう思っていた
東海道新幹線はある夜、終電の近い名古屋駅で「新大阪駅に行きたい」と言う一人の子供と出会う。
親もおらず、きっぷも持っていない子供。
切実に新大阪駅へ行きたがる子供に昔の自分を重ねた東海道新幹線は、ある決断をする。
現代であって現代ではない世界――鉄道路線の者と人間が生きる世界で紡がれる物語。こちらのブースもいかがですか? (β)
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