それはまだ江口が高校の頃。翠央市内の男子高校生ばかりが狙われる連続殺人事件が世間を騒がせるなか、あの頃から人一倍正義感が強い一方で協調性が皆無だった江口は後にたった一人の親友となるクラスメイトの少年と出会う。そしてもう一人、ある日混雑する駅の一角で見かけた少女との出会いが彼の生き方を大きく変えることになる。
刑事達による二時間サスペンスのような一冊完結の推理小説です。
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