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【SF】【ハイファンタジー】空言ミストノーツ1

  • 箱根-11 (ハイファンタジー)
  • むなごとみすとのーついち
  • 青波零也
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 210ページ
  • 1,000円
  • 2018/5/5(土)発行
  • 風の歌は止み、青空の夢は片翼と共に霧の海に潰えた。
    それなら、俺様に残されたものは、一体何だっていうんだ?

    最速の翅翼艇『エアリエル』を抱え、ただ一人、辺境で燻っていた俺様の前に現れたのは、目にも鮮やかな「青」の霧航士、セレスティア。
    どこまでも無垢で、どこまでも真っ直ぐで、誰よりも速く高く「飛ぶ」喜びを知っているセレスとの日々は、俺にかつての日々と、遠い日に交わした約束を思い出させてくれたが……。

    これは、「俺」――「救国の英雄」、最強最速の霧航士(ミストノート)ゲイル・ウインドワードと、つくりものの霧航士セレスティアの、在り得ざる「青空」を巡る物語。

    ==============================

    霧深い世界を舞台にした、ゆるふわ空戦SFファンタジー。

    ※装画・扉絵はkit様にお願いしております。


    ===【苦悩するチート鑑賞会エントリー(No.16)】===
    (本文より抜粋)

    「伺っています。『エアリエル』のかつての副操縦士。青の千里眼――オズワルド・フォーサイス」
     セレスがその名前を言葉にするのは二度目だ。その、懐かしい音の響きを確かめながら、俺は一つ一つ、俺自身の主観による言葉を並べていく。
    「そう、オズ。オズワルド・フォーサイス。数年前に突然行方を眩ませた『エアリエル』の『目』。次に現れたときには世界の敵になってた『原書教団』の教主」
     オズワルド・フォーサイス。
     二度と自分から言葉にすることもないと思っていた、名前。
     そして、
     
    「俺様がこの手で殺した、馬鹿野郎だ」
     
     俺とあいつが夢見た青空は、遥かに遠く。
     陸に這いつくばる俺をあざ笑うように、脳裏に焼きついて離れずにいる。

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