※文庫版作りたいので値下げしました
試し見読み http://books.doncha.net/happy-reading/detail.pl?uid=92771560&bookid=426
「俺はね、マオちゃん、約束を破りに来たんだ」
未だに隆二の家に居座る京介。その真意を問いただすマオに、京介は「約束を破りにきたのだ」と答える。
約束の内容は明かされないまま、京介は隆二の前から姿を消す。マオとともに。
「ごめん、隆二。マオちゃんは預かりました」
そんな手紙を残して。
さらに、研究所から実験体の抹消に使われていた、通称『エクスカリバー』をも盗み出していた。実験体、つまり幽霊であるマオを消すことが出来る唯一のもの。
隆二はマオを助けるために、指定された場所へと向かうがーー。
「理解してろよ、意識してろよ。目を逸らすなよ。ちゃんと考えてないとお前、後悔するぞ」
現代だらだらオカルトファンタジーひとでなしの二人組第三弾。