サラ・キャロラインは王家に迎えられた。
太陽系を巡る宇宙船国家のひとつ、《キャロライン》に。
望まぬ地位に翻弄されるサラの支えは陽だまりの少女・フィーネとの逢瀬。
しかしフィーネはサラのために、宇宙船国家の戦争へと駆り出されていた。
想い合う二人を引き裂くように、国家間の政治と戦争は渦巻いていく。
フィーネだけが操れる白銀の機動兵器・ヒトガタを中心として……。
戦争のある世界の空気感と、少女たちの感情や関係性の描写に重きを置いたSF小説!
本編はカクヨム(記載URL)にて公開しております。
冊子版にのみ、挿絵と書き下ろし短編が掲載されております。
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