文藝同人誌『閑窓』vol.2 旅の丸寝
「川のそばに建つ架空の旅館、柳水亭を舞台にした物語」8編収録。
Lineup!!!!
・たまらなく君に傷ついてほしかった/市ヶ谷
「元彼にシュークリーム投げつけたいから箱根行かない?」
火鍋を食べにいくはずだったのに、なんで私はロマンスカーに乗ってるんだ?
・あなたが私にくれたもの/本山毬子
「依子の体って、ほんと黒子ひとつないんだね。きれい」
わたしたちの前にあるのは常に過去で、彼女の前にいるわたしは今のわたしではなかった。スポーツバッグを背負ったベリーショート姿でおどおどしている、情けない中学時代のわたしだけがそこにいる。
・壁の中にいる/池野哉
住んでいたアパートを全焼させた高山は、逃避先の宿の砂壁の中に男性を見つける。彼は二階堂と名乗った。
・この山間に想い咲く/橘つばさ
柳水亭に国民的俳優の篠崎右京が宿泊するということで、従業員たちは色めきだっていた。しかし、愛妻家で知られる彼が連れてきたのはずいぶんと歳の離れた女性で……。
...and more!!
装幀:海野真夜中
写真:ヒロセミサキ
閑窓社 2019.11.24 発行
A6版/182ページ/カバーなし
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