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【詩歌】満月詩情・二夜

  • 花巻-03 (詩歌)
  • まんげつしじょう にや
  • 望月さみ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 20ページ
  • 100円
  • 2018/7/8(日)発行
  • 2018文学フリマ札幌、全7詩編・縦書き。
    情けない涙がいっぱいの薄い詩集です。
    PNが望月なので“満月”を自分仕様の内容が濃い時にタイトルに登場させることが多く、本作もそのひとつです。
    どの詩を収録するか最後まで悩んでいた記憶があります。

    【ラインナップ】
    ・言葉の川
    ・感受性地層
    ・冷たい手
    ・人との距離感
    ・帰省
    ・友よ
    ・泣いていい

    【試し読み一編】
    「冷たい手」
    もう 四六時中
    私の手は冷たい

    でも 不思議なことに
    雪は私の手にふれると溶けてゆき
    氷は私の手の中でゆっくりと溶けてゆき

    ひどく 戸惑うほど
    あなたの温もりは びりびりと
    私の手を通して体の奥まで
    感電するみたいに 行きわたる

    伝えられているのだろうか
    私の冷たい手は ほんのわずかでも
    私の内なるあたたかな何かを
    あなたに
    伝えられているのだろうか

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