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【現代】雪と森 vol2

  • 指宿-05 (ミステリ・推理・ハードボイルド)
  • ゆきともり
  • 岡嶋夏子、鴨ノ羽葵、佐々光、森羅愛美、雪村夏生
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 193ページ
  • 500円
  • 2019/5/6(月)発行
  • フリーとお題「約束」の二本立て!
    日常のひと場面を切り取った、現代中心小説本。


    *フリー*

    「ノイズ・トゥー・ユー」 佐々光
    誰かのくだらない満足感を満たすために、私の十三歳の誕生日は消費された。
    過去の経験から生じた苦手と向き合う、現代小説。

     誕生日だけは、一人で好きなように過ごす。丸一日、メッセージに返信することすらせずに、気ままにどこか遠くへ行く。行先は誰にも教えない。それが蛍の決めたルールだ。

    「鶏」 岡嶋夏子
    ダイジィーョーウブ。
    将来に向けて前に進むことと向き合う、現代小説。
     マコトとルミ子は北口のニワトリで、チキンを食べて帰る。
     なんで一緒にいるのか、なんて、考えたこともなかった。
     大学に入り、親友のルミ子は、自分の世界を築きはじめている。反対に自分は何を頑張り生きていけばいいのかわからない。そんな日々にマコトは焦りを感じ始めた。

    「怪物」 森羅愛美
    焦ったぼくは、手に持ったそれを、慌てて口に入れた。
    人間の化けの皮をはがした先の、現代小説。

     なんだかんだ一番幸せって感じの人生送りそう。友人にそう称された山木には、秘密がある。

    「沈黙する転校生」 雪村夏生
    紙飛行機は、今日もうまく飛ばなかった。
    感情希薄系女子vs無口系高圧転校生の、現代小説。

     東京からの転校生は、一言もしゃべらない。私は毎朝、学校の外通路から紙飛行機を飛ばしている。あるとき私の飛ばした紙飛行機が、通路下を自転車で通っていた女の子に向かって落ちていったところを、転校生に見られてしまう。

    「ふたり暮らし」 鴨ノ羽葵
    どんな生きかたをえらんでも、時間を無駄にしたいとは思わないけど。
    得た自由と今の生き方に向き合う、現代小説。

    「僕」と唯は大学時代からのつき合いで、現在は一緒に暮らしている。きょうは大晦日。ふたりは大掃除に精を出すが、「僕」は唯が爪を赤く塗っている理由をなかなか訊ねられない。


    *お題「約束」*

    「うそつきちゃん」 森羅愛美
     長い巻き髪にフリフリのワンピース。短い髪にパンツスタイル。見た目は正反対だけど、ふたりは友達。

    「プロット」 雪村夏生
     知らぬ間に、部屋に手紙が置かれている。それにはコウとサブのこれからの動きが書かれており、彼らはいずれその通りに動くことを経験則から知っていた。
     その日の手紙には、サブがいずれ死ぬことが書かれていた。

    「レイト・ナイト」 岡嶋夏子
     夜遅く、携帯に着信が入った。
     友人のハルキからだ。訳あって泊めてほしい、という。彼の申し出を断りきれず、了承してしまうカズトだったが……?

    「待ちぼうけの星」 鴨ノ羽葵
     気づくと、真白な世界に立っていた。記憶を失った「わたし」の手がかりは、大きな噴水と「ツネマツ」を名乗る男だけ。

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