【雫星の作品を初めて読む方におすすめ!】
少女は星を探している。願いの叶う星を、探している。
これは、『願いが叶う星』を探す少女フィスチェ(年単位で旅をしているのにへっぴり腰が抜けきらない)と、相棒のぬいぐるみシオン(ぬいぐるみのくせに声は渋いし性格は悪い)の、世界と世界を転々と渡り歩く旅路の断片集。
花園とピンクのおばけ
常闇を照らす星明かり
箱庭の館と吐き出される蝶
欲求について問う人魚
渡ってしまった悪夢から降るレースライン
灰の海と右目の住人と少女の世界
花まく視界にうずもれる誰か
優しいお話、怖いお話、ちょっと戦うお話、あれこれ考えるお話。
少女ははにかんで、困って、彷徨い続けて、それでも歩き続ける。
誰かに、何処かに、何かに残ればと。少女の旅路は、止まらない。
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