死に瀕していた。生にみっともなく縋り付いて、どうにか命をつないでいた。誰かが待っているわけではない。高い志があるわけでもない。しかしアスマは生を望んだ。
一生檻の中で暮らすのだと思っていた。不思議な力はイスルギの望みを叶えたが、自由を奪った。享受することに決めたのに、自身の変化はまだイスルギを悩ませた。
二人の交錯が未来を紡ぐ。生きていく、ただそれだけの物語。
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