見覚えのない景色。
だれもいない景色。
これ以上歩いても得るものはないというのに、
だれかがいたことが訳もなく悲しい。
語り手が見る景色を追体験し、死体の意味を考えていくお話。
試し読みはこちら https://estar.jp/_novel_view?w=25338490
i.つづら折りの坂
1.膨らみ続ける水海
2.壊された刃物
3.塗り潰す草花
4.膿む太陽
5.青黒い霧雨
6.食い荒らされる田畑
7.散らかった宝石
8.骨への灯火
9.焼かれた墓山
0.私を吸い上げる樹木
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