文学さんぽ〇七号

• C-56 (ミステリ・推理・ハードボイルド)
• ぶんがくさんぽ07
• 堺屋 皆人
• その他
• 4ページ
• 0円
• 2019/3/21(木)発行
• 近代日本文学の作品の聖地や作品にちなんだアレコレを紹介するプチ情報誌。
  という体の折り本。
  
  第五回目は『道後温泉本館』とその周辺。
  言わずと知れた夏目漱石の名作『坊っちゃん』の舞台のモデルとされた土地・松山。
  しかし、作中一言も松山であるとは明記されていないばかりか、主人公視点の語りで不浄の地呼ばわりされている松山。
  それでも、坊っちゃん団子や坊っちゃん電車など、観光のシンボルとして愛される『坊っちゃん』。
  そんな『坊っちゃん』の主人公、「おれ」が唯一褒めたのが温泉であり、漱石縁の部屋が設けられているのが道後温泉本館。
  その雰囲気を少しでもお伝えできれば幸いです。