そして水のあわになる

• 委託-32 (現代)
• そしてみずのあわになる
• 萌芽つゆり
• 書籍|新書判
• 102ページ
• 400円
• 2017/10/1(日)発行
• 
  

  人魚を視た青年
  人魚になりたがった少女たち
  物語が繋がるとき、そして水のあわになる

  
  若宮流は人魚を視た。
  肩よりも長い艶やかな髪と、女性らしいしなやかな曲線を描いた裸身が舞い、それに続いて、魚のような鱗と尾ひれがプールの水面に消えていく様を。
  
  少女たちは人魚を視た。
  焦がれ、そうありたいと願ってしまった。
  
  これは、三人と二人の短編集
  
  
  
  【収録作品】
  ・青に溺死→試し読みはこちら（収録文は加筆修正されています）
  ・MerFolk
  ・ロストテールの随に
  ・メリー・メロウ・アンド・ワロウ
  ・そして水のあわになる
  
  ※過去、アンソロジーに寄稿したものを含みます