拙作
【竜胆を胸に抱く】のパロディ軸。パロディ元を読んでいなくても楽しめます。
今回のイベントの新刊となります。
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町医者になったKは、死んだ親友であり恋人であったSの一部を保存しながら生活をしていた。
そんなある日、「人魚を見た」という患者の証言を得る。その特徴は、Sを彷彿とさせるものだった。
初めは人魚の存在を否定したKであったが、ひょんなきっかけから海面にきらめく光の帯を発見する。
どうしても気になり、小舟を出してそれをたどると、とある洞窟にたどり着いた。
そこにはまさしく、Sそのものと疑わしくなるほど、そっくりな人魚が横たわっていた……。
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この作品のイメージアクセサリーもあります。そちらもお楽しみ頂ければと思います。