【新刊】化猫恋物語

• C-03 (ライトノベル)
• ばけねここいものがたり
• 秋原 句外
• 書籍|文庫判(A6)
• 202ページ
• 500円
• 2018/7/16(月)発行
• かつて人間に虐げられ、右目を失った化猫、八末（やすえ）。
  病で左目を失い、国を追われることになった人間、矢助（やすけ）。
  彼らの運命が交差する時、恋は始まりの音を告げる。
  
  『「恋はいくつになってもできるものだし、してはいけないなんてことはどこにも無いのじゃ。許されぬだななんて、それこそ自分で決めつけているだけじゃ！　恋とは、もっと解き放たれたものではないか？　恋とは、もっと素直なものであると、わしは思う。それなのに、はなから恋をしないなどと、それはもったいない考えじゃ！」』
  
  『人間と妖怪というだけで、どうして好き合うことが許されないのか。』
  
  これは人間に恋をしてしまった妖怪、八末の恋路を綴った一冊――。