「私と恋仲になって、そして心中して」
中曽根心中(なかそねここな)は、心中したかった。
死にたいのではない、心中したかった。名前のとおりに。
ある日、ここなは、ホームレスの青年神野京介に一目惚れする。
心中相手、という意味で。
「衣食住は私が提供するわ。その代わり、私と恋仲になって。そして心中して」
「はぁ?」
こうして、ここなと京介の同居生活が始まる。
奇妙な同居生活の先で、中曽根心中が思うのは。
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