こちらのアイテムは2018/7/16(月)開催・第7回 Text-Revolutionsにて入手できます。
くわしくは第7回 Text-Revolutions公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

舌足る廻転の下降調

  • H-13 (純文学)
  • したたるかいてんのかでんつぁ
  • 遠藤ヒツジ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 90ページ
  • 300円
  • 2016/10/8(土)発行
  • ゼロ年代ポストロック的悪夢小説。
    10年前、大学一年生の冬に書いた小説の骨子を転用して、まったく別次元へ連れていく不条理文学。
    (10年前の小説「廻る町で死ぬまで踊れ」も併載)

     「舌足る廻転の下降調」
     街に戻ると、季節が反転し、夏が冬になってしまった。
     夏を取り戻すために、幼女から吐き出された胎児と青年が往く街中彷徨譚。
     優しい悪夢の未成家族小説。
     「どんな形でもいい。また三人が出会えたら、それが死にゆくものの真実の幸いだよ――」

     「廻る町で死ぬまで踊れ」
     突如、冬に来られてしまった青年は、片思い駅に行って暴走特急で冬を送り返す方法を聞く。
     冬を探す内に、自身の名前を喪失していることにも気づき、青年が導かれた先には――。
     粗忽疾走センチメンタル小説。
     「ぼくは一人、白くて熱い息を吐き出す。胸がもぞもぞとこそばゆくて、熱い。ぼくも一回転半して片思い駅から吐きだされた」

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になるサークルを記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じサークルのアイテムもどうぞ

反照譜(詩集)N.G.T詩集 橋渡りシヲ vol.2銀河鉄道の夜の夜の夜の夜肌に刺すゲンシシヲ vol.1目の落ちる転がる現在は身もそぞろ舌足る廻転の下降調神々の読む娯楽書はげしいゆりかご落ちる羊、遠くのヒツジ犠牲羊の詩ネコさんとダレカさん

「気になる!」集計データをもとに表示しています。