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愛され姫はワルツを踊れない

  • E-26 (評論)
  • あいされひめはわるつをおどれない
  • 八束 他
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 500円
  • http://ainai.snowdrop.jp/
  • 2017/8/20(日)発行
  • 「絶対! 暴力保証」

    雪国、砂漠、あるいは湖の国でくりひろげられる、
    めくるめく恋と暴力の物語。

    あなたの求める「少女小説」が、きっとここにある。


    ◆氷の王子はワルツを踊る(六華キララ) ――その国には、魔女に呪いを受けた「氷の王子」がいる。 南方の山里から、北の果ての凍土へと嫁してきた娘・ウルヤ。彼女は王子の呪いを解く為に、故郷から捧げられ 花嫁だった。触れるものすべてを凍りつかせる美貌の王子・ユヴェールは、彼女の愛に触れ、氷のごとく冷たい心もやがて雪融けを見る。
    ◆聖娼の乙女(青蔦ざくろ)
    エリカは、七年の月日を過ごした曠野の塔を出て、故郷に戻ることとなる。 ひそやかな異変を迎えた故郷で、彼女は元婚約者の青年ミシュと出会う。ミシュが言うには、エリカは彼と婚礼を挙げ、《新婚旅行》に出向かねばならない。 エリカは戸惑いながらも、彼に従うこととなるが。
    ◆屍蝋の姫と落日の王(ランブルス子・ロゼ)
    死してなお肉体から離れることのできないワシリーサと、滅びゆく王国を押しつけられることになる王子の、十三年にわたる逢瀬の物語。 ――あるいは、革命に与した少年が兄を偲んで紡いだ哀歌。

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