氷見入町千木一丁目赤鳥居前

• B-23 (その他)
• ひみいりちょうせんぼくいっちょうめあかとりいまえ
• 湧田束 鹿野えん、。 木村椅子 黄月貴美 徒川ニナ 京極黎 柿ノ木コジロー
• 書籍|A5
• 84ページ
• 700円
• 2015/11/23(月)発行
• 【先日、メンバーの木村椅子が「第１１回小説宝石新人賞」を受賞しました！】（恩田陸先生・推薦！）
  
  関東あたりの地方にある町「氷見入町（ひみいりちょう）」
  駅の前には大きな赤鳥居がそびえ
  「氷見入居（ひみいりい）」と呼ばれてる
  
  交通手段は電車と車　たまに路線バス
  駅前にはかろうじてマックがあるくらいにはひらけてるけど
  少し行くとなーんにもない
  国道沿いにはショッピングモールやファミレスなんかが並んでいて
  休みの日に繰り出せば　大抵知り合いに会ってしまう
  
  そんな氷見入町には　昔から伝わる一つの伝承がある
  共通しているのは　名前だけ
  誰もが知っているのに　本当のところはわからない
  この町で無数に存在する“クスツヌ”のこと
  
  氷見入町で起きた八つの物語
  すべてを聞いてくれたなら　今度はあなたの物語を教えて
  
  そこにも“クスツヌ”が顔を出したのなら
  あなたもきっと　氷見入居の「こっちがわ」
  
  いらっしゃい　よくきたね
  
  ――架空の町「氷見入町」を舞台にした、いくらかの人々と謎の伝承「クスツヌ」のお話。
  七人の参加者が、それぞれの「氷見入町」、それぞれの「クスツヌ」を描くアンソロジーです。