炎アンソロジーセット

• 委託-51 (純文学)
• ほのおあんそろじーせっと
• 真北理奈以下9名
• 書籍|A5
• 78ページ
• 1,000円
• 2016/8/16(火)発行
• 炎は時に災いとなり、時に恵みとなる。
  炎をテーマにした文章アンソロジー2冊組をまとめたものです。
  
  炎アンソロジー a flame
  A5二段組、角丸加工、フレーム箔押し、78ページ
  
  赤い夜霧／呪いの宝石をめぐる歴史。傍観者たる彼が見た一夜の劇場の序破急はどこに行き着くか。
  
  緋色の刻／心通わせた彼女がいなくなった。その彼女の記憶がリセットされていく。もう忘れてしまった。それでも。
  
  永遠に燃える焔／繋がる未来。断絶される過去。さよならあなた。こんにちは、きみ。
  
  屋根裏部屋のヒクイドリ／忍び寄る黒い影。削られる灯火。一縷の望みは奇跡となって君に贈られる。
  
  水煙の灯火／どんなに小さな生命だろうと尊厳を守らねばならない。それなのに、どうして。
  
  炎の国のおとぎ話／恐らく私は貴女を愛していたのだろう。だが、私は許されない。ならばこの国から離れてしまおう。それで良い。
  
  哀しみの炎／希望は潰えた。それでも私は祈る。たとえ、私ひとりになろうとも。
  
  火の鳥と共に／おいで。私とともに旅をしよう。