戦争が始まってから4年目の真夏。米軍戦闘機との空戦から辛くも生還した颯太(そうた)は、滑走路脇の草むらで体を休めながら、12年前の夏の忘れ得ぬ記憶に想いをはせる。
あの日も今日みたいな暑く、雲がきれいな日だったと思いながら――
戦前戦中を舞台にした、空戦と剣劇と少し恋が織りなす創作短編ライトノベルです。
十五年戦争が終戦してから70年を期して執筆された作品です。
終戦前日~当日と昭和8年(主人公の回想)を舞台にした、ローファンタジー系の短編作品となっています。
コミティア116「ヒロイン☆ふぇすた」参戦作品。
≪会場購入価格は、現地割引適用で200円です≫
表紙イラスト:まっち