いま、この沼を推したい。
女装男子、お好きですか?
ありがとうございます、私も好きです。
ですが女装男子、とひとくくりに言っても、その内実や解釈はさまざま。ましてや定義などは、ひとりひとり心にまったく違う価値観を秘めているでしょう。
解釈違い、せつないですね。
たとえこの本は女装があります、と謳う本に出会ったとしても、即座にその本に登場する該当の方が、女装少年寄りなのか男の娘寄りなのかきれいなお兄さん寄りなのか見分ける技術、修得には時間がかかりますね。
名前は女性名である、異性装をしていない男性を、一般には女装男子とは呼べませんね。でもそんな狭い条件に合致する物語も、ぜひ堪能したいですね。
もしかしたら。理想の女装男子には、血眼になってこれを探すよりも、自ら書いた方がより素早く出会えるのかもしれません。
あるいは自ら書かずとも、自分の好きな女装男子の可能性を突き詰める――それもまた探索技能の向上に役立ちます。
そうです。この本は、小説ではありません。
あなたの理想の女装男子に出会う。この本は、そんな沼へとみずから至るための地図なのです。
※ページ数未定です。今後変動する可能性があります。
項目がいつの間にか増えている可能性がおおいにあります。
(ページ数増減による価格変動の予定はございません)
※男装女子が沼い的な本は、人による得手不得手の可能性もあるので、また別の機会に検討します。
ただし同志の方はお気軽にお声がけください。
※本を通して「女装」している以外の、性別のあわいに立つ男子や、関連の推しな関係性の布教をしないわけではないです。
もろもろ、ご了承ください。
[目次紹介]
一 性別のあわいに立つ彼らの可能性について(散文)
「いま、この沼を推したい」
女装男子について
女装少年について
異性装について
女性称号男子について
そして、その嫁について
二 そこに女装男子はいますか?(選択+記述シート)
「だいじょうぶ、何も怖くないですよ!」
いままであなたが様々な作品で出会ったことのある女装男子について考察を深め、あなたにとっての推しポイントを見出しましょう。
三 あなただけの女装男子を拗らせよう!(選択+記述シート)
「趣向チェックのお時間です」
やがてあなたが堪能したい女装男子について思い描きながら、チェックボックスと選択式質問に答えましょう。すべての項目に答えた時、そこにあなただけの女装男子が生まれています。
四 女装男子紳士録(選択+記述シート)
「あがく彼らの一瞬の微光、その残滓を忘れないように」
あなたはこれからも、数々の女装男子に出会うことでしょう。
そんな彼らについて、こうしてあなたの手で記録をのこす。とても贅沢なことではないでしょうか?
五 巻末付録
「自分一人で楽しむだけ? それで本当に後悔しませんか?」
いつでも何度でも女装男子を拗らせられるよう、コピー可で個人的な配布も可で布教にも使える三のシート、置いておきますね。
※特にシート部分の画像サンプルは後日URLに更新予定です。