もう食べたくないと、彼は言った。
秋の風が校舎に吹き付ける頃。幼馴染の好き嫌いを治そうと、一人の少女が立ち上がる。肉の食べられない少年と、顔のない少女。周囲を巻き込んだ、馬鹿で騒がしく――かなしい、鬼と贄の物語。
梅に鶯文芸誌収録「おいしい人間の食べ方」、「やさしい鬼の殺し方」を加筆修正。新規書き下ろし三篇を加えた再録本です。
「気になる!」ボタンをクリックすると気になるサークルを記録できます。「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。
同じサークルのアイテムもどうぞ
こちらのブースもいかがですか? (β)
SiestaWeb シアワセモノマニア ザネリ ホシカン 300字企画 博物館リュボーフィ シャロットの午睡 灰青 鹿紙路 銅のケトル社