近未来の北極を舞台にした、ガール・ミーツ・ボーイ!
北極に住むニックス族の娘・リンネアは、1年前に北へ向かったまま行方不明になっている父を捜しに、喋るオオカミ・ルゥとともに北極点を目指すことにした。
ところが出発してすぐ、雪上にやたらと薄着で倒れていた少年・アーヴィングを発見。
しかも彼は、自分も一緒に北極点まで行くと言い出して……!?
それぞれ異なる理由から北極点を目指すふたりと一匹のSF風味な冒険物語。
※ここまで、裏表紙からの引用です。
ちょっと真面目な話をすると、この物語は「北極振動の動きが心臓の鼓動と似ている」と感じたことが発想のきっかけでした。
天候を左右する気圧の波が、もしも”生きている北極”によって動かされているものだとしたら……?
――などという堅苦しい妄想が、なぜかチャランポランなSFに昇華された結果がコレです(笑)。
(※注:本編はそこまで真面目な話ではありません!w)
あと、俺様キャラを書いてみたくて精一杯頑張った結果、やや女性向けになっています。
男性が読むとイラッとすることもあるらしいので、どうぞお気をつけて……(笑)。
※分量は一般的な文庫1冊分あります。
※試し読みは上記のURLからどうぞ。
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