こちらのアイテムは2016/10/8(土)開催・第4回 Text-Revolutionsにて入手できます。
くわしくは第4回 Text-Revolutions公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

作家と女房

  • ミニ-12 (現代)
  • さっかとにょうぼう
  • 佐和島ゆら
  • 書籍|A5
  • 68ページ
  • 500円
  • ーー物語が書けなくなった作家と若女房。不思議と共存する日常の物語。

    WEB上で載せていた作家と女房シリーズの話を再編集+新作本になります。

    ある国に、とある国から亡命してきた不惑の作家と若い女房がいた。
    作家の名前は笹倉宗一郎、女房の名前は花月。
    作家はあることをきっかけに、大神と呼ばれる存在から強い霊力を与えられ、不可思議な物と共存する生活をおくるようになっていた。女房はそんな作家を支えつつ暮らしているのだが、気になることがあった。
    それは作家が物語作家であったのにも関わらず、物語を数年前から書かなくなったこと。
    いったいどうしてか、理由は語られず、分からないまま、時間だけが過ぎていく。
    物語を書くのが大好きだったのに、どうして。女房はその疑問を胸に、作家と生きていた。

    第一話 「猫の話」

    最近遊びに来る黒猫をかわいがる花月。
    しかし作家は突然、猫に関わらないようにと言い出す。

    第二話 「神様」

    ある廃村で消滅しかけていた神様の元に作家がやって来た。
    作家は神様に依頼したいことがあるという。
    その真面目な顔で話す、些細な願いを聞いた神様は……

    第三話 「本が燃やされる国」

    かつて作家と女房がいた国は、本を燃やす国だった。
    ある契約をもとに関わり合うようになった二人は、やがて互いの存在が大事になっていく。

    第四話 「物語を綴るもの」

    その作家は物語を書けなくなっていた。
    それに悩みつつも日々を過ごす作家の元に、呆けた老人の記憶の掘り返しを依頼する女性が現れる。
    そうして、語られない物語の行く末はーー 

    第五話(番外編)「災華」

    作家と女房は久しぶりに旅行に出かけることにしたのだが、そこで出会ったものは自由を望む、悲しい怪異だった。

    今回は表紙と挿絵にチリヌルヲワカさんをお迎えしています。
    素敵な絵で物語を彩っていただいてます。





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