ブームで玉(ギョク)ブリーダー業が忙しくなった両親を手伝うため、街での仕事を辞めブリーダー業を手伝い始めた「私」。
慣れないながらも一体の玉を繁殖が可能なまで面倒を見ることに。
玉の餌は「美しいもの」。母親のように貴金属を持つでもなく、父親のように詩に造詣があるわけでもない「私」が出会ったのは、ウェブで更新され続ける小さな文章群だった。
氷砂糖が普段書いている500文字小説を作中作としています。
【収録作品】
イントロダクション
赤いサファイア
天国の耳
そこにいたのは
伝えたいのは
拾った物は
森の魔女
楽園へ向かう
虹の根元
リストランテ
私のスープ
水晶玉を飲んだ話
キキの話
コンクルージョン
イラストは『p-kingdom』でもお世話になった千乃さんにお願いしました。
テキレボ内企画 空想生物発見し隊 参加作品です。
空想生物発見し隊についてはこちら(主催やってます) →
http://ice03g.wpblog.jp/kikaku/discover_ic_2016/----
テキレボ3では【ミネラルマップ】に参加していました。