A5判 / 本文16頁 / 200円
【飛行機乗り、気象観測、幼馴染み、年の差、片思い、青春、家族、異世界】
嵐の前に吹き、航空機を空へと導く唯一の風――女神の息吹《ジェーン・エア》。
空を目指す航空士たちの聖地・風の丘では、年に数回のジェーン・エアが吹く。
少女ナギは、五つ年上の幼馴染みカイルと共にその麓の村で育ち、手作りの機体で空を飛ぶことを夢見るカイルのために気象観測士になった。
そしてついに迎えたカイルの初飛行の日、ナギは風を読み、女神の訪れを待つ――。
空に焦がれた者たちに、静かな祈りを。
女神の祝福を受けて飛び立った彼らが、
再びこの大地に愛されるように――。
〈航空士〉の青年カイルと、〈風読み〉の少女ナギの物語。
※ 個人サイト【ここち亭】で公開している『ジェーン・エア――女神の息吹』を改稿し、後日談を加えた完全版です。
※ WEB版のみでも独立した短編としてお楽しみいただけます。特設サイトにてWEB版相当の冒頭部(改稿後ver.)を試し読み用として公開中。
◆特設サイト→
http://oct.opal.ne.jp/book/jane_air.htm※ 在庫極僅少。取り置き分のみ増刷予定(取り置き希望はTwitter又はサイトのメールフォーム等からお気軽に)。