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すごくあたらしい歴史教科書:日本史C

  • A-06 (歴史・時代劇)
  • すごくあたらしいれきしきょうかしょにほんししー
  • 唐橋史ほか17名のゲスト
  • 書籍|B6
  • 1,000円
  • 2014/5/5(月)発行
  • 「誰も知らない歴史、教えます――」
    中学校や高校で手にしてきた教科書には載らないような、或いは載せられないような、載るはずがないような<誰も知らない>日本史をテーマにした歴史小説のアンソロジーです。参加者は総勢18名。舞台は弥生時代から昭和までを一挙に網羅。知られざる日本史を題材にした珠玉の作品を掲載しました。執筆者たちの大胆な解釈(あるいは妄想?)を思う存分、お楽しみ下さい。

    ≪各作品あらすじ≫

    1.上代編(弥生時代~奈良時代)

    【紅侘助『刻の彼方より』】 大陸を捨てて倭国へと流れ着いたヒダトキ、大国の思惑に翻弄される山民シカリ、突如攻め寄せてきた軍勢に安寧の暮らしを奪われたノダカ――3世紀、倭国大乱の時代に交錯する3人の若者たちの運命を描く。
    【白藤宵霞『あかのくさび』】 日本史上、最も幼い復讐者――眉輪王。父を死に追いやった安康天皇を自らの手で暗殺したとされる彼の、幼い日々の父と母と、そして故郷の記憶。
    【ななつほしなみ『楽土の幻』】 上宮王家が滅んだその日から、中臣鎌子の運命は大きく変わり始める。のちに日本の歴史を変えることになる藤原鎌足と、その二人の子息「真人」と「史」の秘密とは。
    【唐橋史『袈裟を着た人』】 東大寺大仏開眼供養が目前に迫った奈良の都、私度僧を騙って悪事を働く猪麻呂が出会ったのは、遣唐使として入唐した我が子の帰りを待ち続ける尼僧だった。『日本霊異記』に基づく仏縁の物語

    2.中古編(平安時代)

    【たまきこう『闇衣』】 嵯峨天皇と対立し、還都を画策した平城上皇とその寵姫・薬子。しかしそれは本当にただの反乱だったのか? 愛する人の側に仕え続けた薬子が見た平安京の闇とは。
    【斎藤流軌『賭射』】
    大宰師として大宰府に赴任した桓武天皇の皇子・葛井親王。老境に差し掛かりつつあった彼の前に現れたのは「鬼」と名乗る奇怪な影だった。
    【翁納葵『祈りの焔立つ時~俊寛異聞~』】 平家打倒を画策するも、裏切りによって露見した鹿ヶ谷事件。その首謀者として流罪になった俊寛には、たった一人だけおそるべき罰が与えられた。寵童・有王丸が島にやってきたとき、俊寛は――
    【緑川出口『おやこ六弥太』】 平相国入道死す――雪の北武蔵の地にもその一報は届いた。あたりを束ねる東国武士・猪俣範綱とその一族・岡部忠澄が動き出す。やがて一の谷の合戦で武功を立てるふたりの知られざる真実。

    3.中世編(鎌倉時代~戦国時代)

    【すと世界『業火に咲く花』】 幕府の重鎮として活躍した三浦氏にもやがて栄華のかげりが訪れる。白峰で崇徳院の怨霊を目にして盲目となった遊行女らんと出会った三浦光村は、自らの運命に逆らうがごとく、白峰を目指す。宝治合戦前夜、光村が見たものとは。
    【向日葵塚ひなた『歌え、連ねよ花の笠』】 神代から神の湯をたたえ、栄えてきた道後。花下連歌祭が行われるはずだった春、その神の湯が突如として絶えた。人々は鍬を手にして立ち上がる。
    【上住断靱『銀蛇』】 天正伊賀の乱――織田の大軍勢の脅威にさらされた伊賀で、一人の老将が立ち上がった。伝説に名高い忍、百地三太夫の戦いを、独自解釈で描く。

    4.近世編(江戸時代)

    【狩生みくず『奥州女仇討異聞』】 荒くれ者たちが集まる江戸の道場の門を叩く女がふたり――。果たして彼女たちの目的は?『碁太平記白石噺』に名高い宮城野・信夫の仇討ち前日譚。
    【庭鳥『白い脚』】 その日、天神森を訪れたのは偶然だった。情死した女の白い脚が脳裏に焼き付いたその男はやがて筆をとる。近松門左衛門の『曽根崎心中』誕生秘話。
    【巫夏希『二刀流の提灯男』】 夜な夜な宿場をうろつく明かりは、首から上が提灯になった男の幽霊? 剣豪十兵衛と、意思を持つ妖刀「雪斬」の異色バディが送る痛快エンタメ時代劇。
    【鋼雅暁『異国の風』】 貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎のもとに「親分」からの依頼が舞い込む。それは極秘で江戸へ上ってきた阿蘭陀商館長を護衛するというもので――

    5.近代編(明治~昭和)

    【なぎさ『海より深く空より青く』】 戊辰戦争の混乱の中、兄と生き別れになった柚子が出会ったのは、「永倉」という男の行方を捜す手負いの武士だった。やがて柚子は彼と共に海を渡る。原田佐之助馬賊伝説をモチーフにした幕末ロマンス。
    【アルト『沼辺に佇む』】 奇しくも明治と大正という二つの世をまたぐこととなった第二次西園寺内閣。首相・西園寺公望には埋まらない心の隙間があった。公望が親しげに呼ぶ「かれ」とは――
    【保田嵩史『端倪すべからず』】 昭和初期、帝都を騒がした「説教強盗」近藤松吉。いつものように盗みをしようと小学校教諭の家に侵入した彼は、思いがけない事件に巻き込まれていく。



























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