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くわしくは第一回静岡文学マルシェ公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

パンフ掲載作 季刊ヘキvol.6

  • 委託-23 (小説|アンソロジー)
  • きかんへき
  • 夜崎梨人、比恋乃、井村もづ、他ゲスト4名
  • 書籍|A5
  • 110ページ
  • 1,000円
  • http://heki.otoshiana.com
  • 2016/10/23(日)発行
  • アンソロジー企画季刊ヘキのvol.6です。ヘキというのは性癖のこと。「あなたの性癖を露わにしてください」というキャッチコピーをもとに、参加者それぞれが自分のヘキを最大限に発揮した作品群です。ついつい書いてしまうシチュエーションや登場人物、作者のありがちが武器になる、そんな企画です。 今回のテーマはキョウダイ×秋。さまざまなキョウダイの形、秋の捉え方をお楽しみください。

    掲載作品紹介 本文サンプル→https://twitter.com/i/moments/817645865196077056
    ・夜崎梨人「胃袋をつかめなかった話」
    結婚して家を出て行く兄と、妹が互いに互いのご飯を作ってあげるお話。
    偏食家だった兄の食べられないものを減らしたのは、私だったのに。かわいさと切なさのブレンドです。

    ・霜軌亜爛「金色に羽ばたく乙女」
    かつて兄の、家の支配から逃げ出した先で出会った少年のことを思い出し、再び会いたいと願う少女のお話。
    再会は必然、別れは突然に。

    ・清森夏子「女王の庭」
    女王たる気高い少女の庭で、双子の青年が殺しあうお話。
    とにかくこの少女、かっこいい。文章全体には秋というよりも、冬支度めいた雰囲気を感じます。

    ・比恋乃「私をみて」
    死んだ姉の夫(義兄)と二人暮らしをしている妹のお話。
    蛇まじりである彼女が冬眠を迎える前の秋を過ごす。この人は姉の運命の人であって、私のものではない。

    ・珠宮フジ子「からん、ころん、からん」
    花街の姉さん(男)につけられる、弟という役わり。
    妖しさと美しさと仄暗さの行き交う中で弟がただ弟であるだけのお話。

    ・オカワダアキナ「しからばポロロッカ」
    自分の尻尾を好きになれないまま、きれいな先生を好きになる。
    尻尾、遡上、腹から卵をこぼす男……そして、四十七回目のキスをした。

    ・井村もづ「センセイ」
    爽やかさから始まった秋ヘキも、この少女の悪意なき思惑でラストを迎えます。
    少女って、こんなにもおそろしい生き物なのでしょうか。彼の兄は耳の中に住む。

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