芽久は毎年梅雨の時期になると、決まってある場所に足を運んでいる。
そこは幼い頃の親友、いづ美との思い出の場所だった。
いづ美が芽久に口づけをした「あの日」以来、芽久はいづ美に会えていない。
いづ美はどこへ行ってしまったのか。口づけの意味は何だったのか。
降りそぼる雨の中、芽久は今年もクチナシの咲き乱れる「秘密の場所」へと向かうのだった。
シリーズ三大香木の第一弾。
なんとなく弊サークルの代表作となっている一冊です。
ジャンルとしては弊サークル唯一の「百合」となりますが、くんずほぐれつするような作品ではありません。
雰囲気がほんのり幻想的というか、不思議な感じがするかもしれません。
裏表紙が良い(自画自賛)のでぜひお手に取ってご確認ください。
URLから試し読みができます。ぜひご活用ください。
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